「リゾートバイトに有給なんてないだろう」——私も最初の頃そう思っていました。
でも、あります。しかし派遣会社は自分から教えてくれません。
友人に「有給確認した?」と言われて、『え?リゾバでもあんの?』と
試しに派遣会社に聞いてみたら「えー、21日残ってますね」と返ってきました。
知らなかったら消えていた21日分の休暇です。同じように損している人が絶対いると思うので、この記事で全部まとめます。

リゾバ歴12年で、最初の頃は有給の知識すらありませんでした。使い方・タイミング・注意点を全部正直に書きます。
📋 この記事でわかること
- リゾートバイトの有給が発生する条件と日数
- 申請先・申請方法(派遣先ではなく派遣会社へ)
- 派遣会社が教えてくれない理由
- 継続勤務のカウント方法と「リセット」される落とし穴
- 移動期間中に有給を使う方法
まず大前提:リゾートバイトにも有給はある

労働基準法第39条により、雇用形態に関係なくすべての労働者に有給休暇は付与されます。派遣・アルバイト・パートも同じです。
リゾートバイトで派遣として働いていても、条件を満たせば有給は発生します。
条件は2つだけです。
- 同じ派遣会社での継続勤務が6ヶ月以上
- その6ヶ月間の出勤率が8割以上
この2つを満たした時点で、10日分の有給が発生します。

有給には2年の有効期限があり、使わなければ消滅。知らずに放置してしまっている人が多い

実は私も最初の頃にやらかしました…派遣会社、教えてくれないんだもん
なぜ派遣会社は教えてくれないのか

有給は使われなければ消滅します。
派遣会社にとって、有給を消化されるよりも消えてくれた方が余計なコストがかかりません。
これは悪意があるというよりも、聞かれなければ答えないというスタンスの会社がほとんどです
法律上は「取得させる義務(年5日)」があるはずなのですが、リゾートバイトの現場ではその通知が徹底されていないことが多いように感じます

「有給ってどれくらい残っていますか?」——この一言を担当者に送るだけでいいんです。ただそれだけ聞かなかったせいで、私は最初の頃に数日分を無駄にしました。
申請方法|派遣先ではなく、派遣会社へ

有給の申請先を知らない人が多いです。
申請するのはホテルや旅館ではなく、派遣会社の担当者です。勤務先は関係ありません。
申請の手順
- 有給を使いたい日数を担当者に確認する
- 派遣会社の担当者にLINEまたはメールで連絡する
- 承認の返答をもらう
電話はNG。口頭では記録が残りません。後でトラブルになったとき「言った・言わない」になるので、必ずLINEかメールで文章に残してください。
難しく考えなくて大丈夫です。「有給を使えるだけ使いたいのですが」と一言送るだけで、担当者が「では◯日消化しますね」と計算して返信してくれます。
月の休日が「4日を超えた分」に充てるのが基本
リゾートバイトで有給を使う場合、月の休日が4日を超えた分に充てるのが基本的な仕組みです
たとえば7月に9日の休みがあった場合。4日を超えた5日分に有給を充てることができます。
担当者に「有給を使えるだけ使いたい」と伝えると、自動的にこの計算をして「5日消化しますね」と返ってきます。
【計算例】7月に休みが9日あった場合
9日(月の休日)- 4日(基準) = 5日分の有給を使える
なぜこういう仕組みなのか——派遣ならではの構造
普通の有給は「雇用主に休みをもらう」ものですが、リゾートバイトは少し構造が違います
雇用主は派遣会社、でも実際に働く職場はホテルや旅館。
有給を申請するのは派遣会社ですが、実際に「休まれる」のは現場のホテル側です。
繁忙期のホテルに「明日有給を取ります」と言えば、現場が回らなくなる。
だから追加の休みを作るのではなく、ホテルがもともとシフトに組んでいる休日を、あとから有給に変換するという仕組みになっているのだと思います。

ホテル側は「もともと休みの日」なので迷惑じゃない。派遣会社がその分を有給として処理する。派遣ならではの面白い仕組みだなと思っています。
申請のタイミング
- 休みが月に4日を超えている月——説明したように、4日を超えている休日を有給に変更できます。休みが多い月に使うといいかも
- 現場と現場の移動期間中——次の勤務先に移動するまでの空き期間に有給を消化できます
移動期間中の有給活用は意外と知られていません。「次の現場まで2週間ある」という期間を丸ごと有給にして、旅行や帰省に充てる——これが一番スムーズな使い方だと思います。

ただ、反応が担当者によって違うので、先々の予定が決まっているのなら、まずは担当者に使えるか聞いてみましょう
有給1日分の金額|高収入月の直後が狙い目

有給を使うタイミングによって、1日分の金額が変わります。これを知っているかどうかで、受け取れる金額に差が出ます。
計算式:直近3ヶ月の平均賃金
有給1日分の賃金は、以下の2つのうち高い方が適用されます。
- 直近3ヶ月の賃金総額 ÷ 暦日数
- 直近3ヶ月の賃金総額 ÷ 労働日数 × 60%
【計算例】直近3ヶ月の賃金総額が90万円の場合
① 90万円 ÷ 暦日数92日 = 約9,783円
② 90万円 ÷ 労働日数60日 × 60% = 9,000円
→ 高い方の①が適用され、有給1日 = 9,783円

前はシンプルに1日8時間労働として計算してくれてたのに、少しややこしくなりました…
残業が多い繁忙期の直後が狙い目
直近3ヶ月に月収の高い月が含まれているほど、有給1日分の単価が上がります。
残業が多かった月・高月収の期間の直後に有給を取ると、その恩恵を最大限に受けられます
「稼げる施設で働いた直後 → 有給を消化」というタイミングを意識できると、もらえる金額が変わってきます。逆に、低月収の施設の後で有給を取ると単価が下がります。

「有給があるうちはどんどん使う」が基本スタンス。でも、高収入の現場の直後なら1日分の単価も上がってお得です。
継続勤務のカウントと「リセット」の落とし穴

ここがリゾートバイトの有給で一番ややこしいポイントです。
「継続勤務」のカウント方法
同じ派遣会社を使い続ければ、勤務先が変わっても継続勤務として通算されます。
たとえばダイブで草津→北海道→沖縄と渡り歩いても、ダイブとの雇用契約が継続していれば6ヶ月のカウントは続きます。
リセットされる3つのパターン
- 派遣会社を変える——(例)ダイブからヒューマニックに移ると、カウントがゼロになります。3社並行登録は比較に使いつつ、主軸は1社に絞るのが有給戦略としては正解です。
- 現場と現場の間が1ヶ月以上空く——次の勤務先が決まるまでの空白期間が長すぎると「退職扱い」になりリセット。派遣会社によって基準が14日〜1ヶ月と違うので確認が必要です。
- 直接雇用に切り替わる——派遣から施設の直接雇用になると、それまでの派遣期間はカウントされなくなります。

時給比較や案件の幅のために3社登録するのはアリ。でも有給を狙うなら、メインで使う会社は1社に絞って継続させるのが正解です。上手くやりましょう
契約終了のタイミングで「使えないか聞く」が正解

急遽予定が変わって、「次は別の派遣会社に移るので、有給が使えなくなってしまう。どうにか使えませんか?」と担当者に聞いてみたことがあります。
すると翌月、働いていないにもかかわらず有給日数分の賃金が振り込まれました。

確証はないのですが、契約終了後の空白期間に有給として処理してもらったのだと思います。聞いてみるだけ聞いてみる価値はあります。
仕組みとしておそらくこういうことです。
契約終了後の空白期間は、厳密にはまだ派遣会社との雇用関係が続いています。
その期間中に有給を消化する扱いにしてもらうことで、実際に施設で働いていなくても賃金が支払われる。これは法律上も問題のない有給の使い方だそう。
「どうせ消えるなら使えないか聞く」——この一言が大事です。断られることもあるかもしれませんが、聞かなければ確実に消えます。ダメ元で担当者に相談してみてください。
まとめ:今すぐ担当者に一言送ってください

有給は法律で守られた権利ですが、自分から動かないと消えていきます。今この記事を読んで対象になりそうな方、まずこの一言を担当者に送ってみてください。
「有給ってどれくらい残っていますか?」
- 有給は同じ派遣会社で6ヶ月継続勤務・出勤率8割以上で発生
- 申請先は派遣会社(担当者)、勤務先ではない
- 申請はLINEかメールで「使えるだけ使いたい」でOK
- 月の休日が4日を超えた分に充てるのが基本の仕組み
- 移動期間中に消化するのが最もスムーズ
- 派遣会社を変えるとカウントリセット
- 有給1日の単価は直近3ヶ月の平均賃金——高収入月の直後が狙い目
- 2年で消滅する——放置は損
有給を使いこなすなら、まずは主軸となる派遣会社1社を決めて継続させること。
比較・交渉のために複数社に登録しつつも、勤務期間のメインはひとつの会社に集中させるのが、有給・保険証の両面で最もスマートな戦略です。
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ダイブ(リゾートバイトダイブ)
LINEで気軽に有給の確認・申請ができる。担当者とのやりとりがしやすい派遣会社。
ヒューマニック(リゾバ.com)
1992年創業の老舗。長期継続で有給を狙いやすい安定した派遣会社。
グッドマンサービス(リゾートバイト.com)
業界最高水準の時給。契約終了のタイミングで有給の相談がしやすい担当者に当たると◎。
それでは、良いリゾバライフを🌱
それでは、良い旅を。🍊
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