
ハートロックって、歩いて行けるんですか?
行けます。ただし条件があります
ガイドの同行が必要なエリア。一般の方は、トレッキングツアーで行くことになります

私は友人の案内で歩きました。往復6〜7時間の道のりでした
そして父島には、もうひとつ知ってほしい場所があります
島中に残る、戦跡です
この記事でわかること📋
- ハートロックへの行き方(ガイド必須の理由)
- 6〜7時間のトレッキングで見られるもの
- ハートロックの上から見える景色
- 父島に残る戦跡のこと
- 私がよく通った「コペペ砲台」
ハートロックは、勝手に入れません

まず、ここを押さえてください
ハートロック(千尋岩)へ向かうルートは認定ガイドの同行が必要なエリアを通ります

自由に入れないんですね
入れません。理由は明確です
- 世界自然遺産の森を守るため
- 外来種の種子を持ち込まないため
- 遭難を防ぐため
一般の方はトレッキングツアーに申し込んでください

私はたまたま案内できる友人がいたので同行しました。特別なケースです
道中は、まるでジャングルでした

歩き始めると、すぐに世界が変わります
ジャングルのような森を進んでいきます、見られるのは、こんなものです
| 見られるもの | 特徴 |
|---|---|
| 小笠原固有の植物 | 本土では見られない種類ばかり |
| アカガシラカラスバト | 天然記念物。運が良ければ出会える |
| 巨大なガジュマルの群落 | 登ったり、くぐったりしながら進む |
ガジュマルの森

ガジュマルの根が、道そのものになっている場所もありました

歩くというより、森をよじ登っていく感覚に近いです

これがまた冒険感があって面白かったです
ガジュマルは南国で出会うことはあっても、よじ登って進むことはないですからね笑
森で出会う固有種アカポッポ

ジャングルのような道を進む道中にもたくさんの生物と出会います。

アカポッポのような固有種やいろんなマイマイ、トカゲたち…
これぞ世界遺産の冒険、とても楽しく歩けます
→ 島の生き物についてはこちら👇

ハートロックの上からは、ハートは見えません

最後に、ハートロックの上に出ます。ここで、少し面白いことがあります
上に立つと、ハートの形は見えません

そうなんですか
当然といえば当然。自分がその上にいるので。ハートの形を見たいなら、海のツアーになります
でも、上でしか見られない景色があります

その代わり、ここにしかない眺めが待っています
南島まで見渡せました
断崖の上から、島と海を一望します

6〜7時間かけて歩いた先にあの景色。忘れられません
往復6〜7時間なので、体力と時間には余裕を持ってください
→ 南島の話はこちら👇

父島には、たくさんの戦跡があります

ここからは、あまり知られていない話です
父島には戦時中の遺構が、島中に残っています

小笠原は、かつて要塞化された島でした
そして戦後はアメリカの統治下に置かれ
日本に返還されたのは1968年です

意外と最近なんですね

そうなんです。だから島には「返還記念祭」があります
→ 島の行事についてはこちら👇

私のお気に入りは「コペペ砲台」でした

島にはいくつも戦跡がありますが
私が一番好きだったのはコペペ砲台です
仕事前や休日に、よく訪れていました

観光地じゃないんですよね

賑わっている場所ではありません
だからこそ、静かに考えごとができる場所でした

あの砲台が向いていた方角を見ながら、いろんなことを思いました
戦跡は、島の歴史そのものです

小笠原の自然は、本当に素晴らしいです
でも、それだけの島ではありません
- 戦時中は要塞だった
- 島民は本土へ強制疎開させられた
- 戦後23年間、アメリカの統治下にあった
- 1968年に返還された
この歴史があって、今の小笠原があります
海だけを見て帰るのは、もったいない

戦跡を1つ訪ねるだけで、島の見え方が変わります
※ 戦跡は危険な場所もあります。立入禁止の表示には必ず従ってください
まとめ|歩いた先にしかない景色があります

- ハートロックはガイド同行が必要なエリア
- 一般の方はトレッキングツアーで行く
- 道中はジャングルのような森。固有の植物と巨大なガジュマル
- 上に立つとハートの形は見えない
- その代わり南島まで見渡せる
- 往復6〜7時間。体力に余裕を持って
- 父島には戦跡が多く残っている
- コペペ砲台は静かで、考えごとに向いている
小笠原は、海がきれいな島として知られています
でも実際に暮らすと
森も、歴史も、同じくらい濃い島だと分かります

時間があるなら、ぜひ森と戦跡にも足を運んでみてください
あわせて読みたい
→ 小笠原で働いた5ヶ月の全体像はこちら👇

→ 父島の絶景と海はこちら👇

→ 島の生き物についてはこちら👇

それでは、良い旅を。⛰



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